アクリルの色はどうつくる?

クリア・フロスト・カラーの製造工程

アクリルには、透明・半透明・不透明・蛍光など、さまざまな表情があります。
これらの違いは、製造工程で添加する顔料・着色剤・艶調整剤の違いによって生まれます。

透明アクリルは、原料自体の透明度を生かした最も純粋な形。
フロスト(すりガラス調)は、微細な凹凸を持たせる加工によりやわらかな拡散光を作り出します。
カラーアクリルは、色味を均一に混ぜながら板として成形することで、ムラのない美しい色面を実現します。

色や質感は、空間の印象を左右する大切な要素。
同じ形でも“色の選び方”で雰囲気は大きく変わります。