オリジナルポーチ・バッグにはどんな素材が使われる?|PVC・TPU・EVA・PPなどの選び方

オリジナルのポーチやバッグを企画する際、「どの素材を使えばよいのか分からない」ということがあります。
透明感のあるクリアポーチ、柔らかいビニールポーチ、軽量なバッグなど、見た目が似ている製品でも、用途や求める機能によって適した素材は異なります。

ポーチ・バッグに使用されるプラスチック素材には、PVC、TPU、EVA、PPなどがあり、それぞれ透明性、柔軟性、耐水性、手触り、印刷・加工のしやすさなどに違いがあります。

製品のデザインだけで素材を決めるのではなく、「どのように使う製品なのか」「どのような見た目・触り心地にしたいのか」「どのような加工をするのか」まで考えて素材を選ぶことが大切です。

黒ファスナー付き透明ポーチ
ピンク持ち手付きクリアバッグ
立体型透明ポーチ

透明ポーチ・クリアバッグの製品例。形状や用途、必要な柔軟性・透明性・加工方法などによって、適した素材や仕様は異なります。

【ポーチ・バッグの素材は用途から考える】

ポーチやバッグの素材を選ぶ際は、まず完成品に必要な機能を整理します。

例えば、透明性を生かして中身を見せたい場合、柔らかく手になじむ仕上がりにしたい場合、水や汚れに強い素材を使いたい場合など、目的によって候補となる素材は変わります。

また、印刷をするのか、ウェルダー加工や縫製で仕上げるのか、ファスナーや持ち手などの部材を取り付けるのかによっても、適した素材や厚みを検討する必要があります。

そのため、素材名から選ぶというよりも、用途・必要な機能・加工方法から素材を絞り込んでいくことがポイントです。

【PVC|透明性や柔軟性を生かしたポーチ・バッグに】

PVC(ポリ塩化ビニル)は、透明性や柔軟性を生かした製品に使用される素材の一つです。
クリアポーチやビニールバッグ、ケース類など、透明感を生かした製品にも使用されています。

軟質PVCでは柔らかさを持たせることができ、厚みや硬さ、透明性など、製品の用途に合わせた仕様を検討できます。
また、印刷やウェルダー加工などと組み合わせることで、さまざまな形状の製品に加工することができます。

一方で、用途によって必要な硬さや厚み、透明性などが異なるため、完成品の使用目的を確認したうえで仕様を決めることが重要です。

→ PVCについて詳しく見る
→ PVCフィルム・シートを探す

【TPU|柔軟性を生かした製品に】

TPU(熱可塑性ポリウレタン)は、柔軟性を持つ素材です。
柔らかさを必要とするケースやポーチ、カバーなど、製品の用途に応じて使用されています。

同じ「透明で柔らかい素材」でもPVCとは素材特性が異なるため、外観だけではなく、必要な柔軟性や使用環境、加工方法などを考慮して選定します。

製品によっては、PVCとTPUのどちらを使用するかを比較検討するケースもあります。

→ TPUを使ったOEM商品を探す
→ TPUフィルム・シートを探す

【EVA|柔らかさやクッション性を生かした製品に】

EVA(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)は、柔軟性を持ち、用途によってはクッション性を生かすことができる素材です。
透明性を重視する製品だけでなく、柔らかな触り心地や製品の保護性などを重視する場合にも候補となる素材です。

→ EVAとは?
→ EVAフィルム・シートを探す

【PP|軽量性を生かしたバッグ・ケースに】

PP(ポリプロピレン)は、比較的軽量で耐水性があり、バッグやケース、ファイル、収納用品など幅広い製品に使用されています。
透明・半透明・着色など、仕様によってさまざまな外観にすることができ、シート状のPPを加工して製品にする方法もあります。

PVCやTPUのような柔らかいビニール素材とは性質が異なるため、製品に必要な形状や硬さ、加工方法などを確認して選定します。

→ PPとは?
→ PPフィルム・シートを探す

【どの素材を選べばよいかわからない場合は】

ポーチやバッグを企画する段階では、必ずしも「PVCを使いたい」「TPUを使いたい」と素材まで決まっている必要はありません。

例えば、
透明にしたい/柔らかくしたい/水に強くしたい/印刷を入れたい/ウェルダー加工をしたい/縫製したい
など、完成品に求める条件から素材を検討することができます。

福榮産業では、PVC・TPU・EVA・PPをはじめとした各種プラスチック素材を取り扱っており、用途や必要な機能、加工方法などを確認しながら素材をご提案しています。

素材・厚み・加工方法などが決まっていない段階でもご相談いただけます。
[ポーチ・バッグに適した素材について相談する]

PVCTPUEVAPP
・透明性が高い
・柔軟性がある
・印刷・ウェルダー加工向き
・柔軟性が高い
・耐摩耗性がある
・透明で柔らかい質感
・柔らかさ・クッション性
・軽量
・用途により半透明・着色も可
・軽量・耐水性
・透明・半透明・着色
・シート加工がしやすい

【素材だけでなく加工方法も確認する】

ポーチやバッグでは、素材を選ぶだけでなく、その素材をどのように加工するかも重要です。
例えば、ウェルダー加工、縫製、印刷、抜き加工など、完成品の形状やデザインによって必要な加工方法は異なります。
また、同じ素材でも厚みや表面状態などによって加工適性が変わる場合があります。
そのため、素材と加工方法を別々に考えるのではなく、完成品の仕様から一緒に検討することが大切です。

【まとめ】

オリジナルポーチ・バッグに使用する素材は、完成品に求める機能や加工方法によって異なります。

PVCは透明性や柔軟性を生かした製品、TPUは柔軟性を必要とする製品、EVAは柔らかさやクッション性を生かした製品、PPは軽量性などを生かした製品といったように、それぞれの特徴を踏まえて選定することが重要です。

ただし、素材名だけで判断するのではなく、透明性、柔らかさ、厚み、印刷方法、加工方法、使用環境などを含めて検討することで、用途に適した素材を選びやすくなります。

福榮産業では、各種プラスチックフィルム・シートを取り扱い、用途や仕様に応じた素材のご提案を行っています。

【完成品のOEM生産をご検討の場合】

素材の選定だけでなく、オリジナルポーチ・バッグなどの完成品製造をご希望の場合は、福榮産業のOEMサイトでも詳しくご案内しています。

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