耐熱性があるPP(ポリプロピレン)だからこそ製品化できたものは?
PP(ポリプロピレン)の耐熱性を活かして製品化されたものには、以下のようなものがあります。
①電子レンジ対応食品容器:120~130°Cの耐熱性により、弁当箱や保存容器が加熱調理に対応。
②自動車部品:エンジン周りのラジエータータンクやヒーターダクトなど高温環境下で使用可能。
③ホット飲料用カップ:熱い飲み物に対応したキャップや容器。
④医療用滅菌容器:高温蒸気によるオートクレーブ滅菌が可能なシリンジや手術器具トレー。
⑤台所用品:電子レンジ対応のザル、まな板、スパチュラなど。
PPの耐熱性がなければこれらの高温環境下での使用や製品化は困難であり、日常生活や産業で欠かせない素材となっています。