PVCツヤ生地の色出し(本機と試作機で違いが出ます)
PVCのツヤ生地の色出しは、校正用として試作機で生産しお客様に提出します。
本番は本機で作ります。
本機と試作機では出来上がった生地の色に少し違いあります。90%くらい同じですが、10%くらい違いが出てしまいます。
その件をお客様に説明したことがあります。ただ日本側のお客様の企画部門では理解して頂けない時もあります。
先日もあるPVCツヤ生地について、初校の時のコメントは「OKですが、色が少しくすんでる、本番は明るくしてください」と言われました。
そして本番をお客様に提出しました。今度は「明る過ぎです。初校に戻ってください」と言われてしまいました。
校正用なら大丈夫なのですが本機で回してしまったので500キロ出来上がってしまいました。微妙な色調整はやはりもう一度校正した方がいいかもしれません。