抜き加工、プレス加工とは(Stamping)

抜き加工・プレス加工の概要

抜き加工・プレス加工(Stamping)とは、プレス機に上下一対の金型を取り付け、 その間に素材を挟んで圧力を加え、金型形状を転写することで成形・切断する加工方法です。 外形の打ち抜き、穴あけ、曲げ加工、そして圧力で分離する「せん断加工」もプレス加工の一種です。 二穴パンチの穴あけは最も身近なせん断加工の例です。

プレス加工の基本動作イメージ

抜き加工・プレス加工のしくみ 食品生地や野菜などを型で星形に抜く行為も、原理としては同じ「打ち抜き加工」です。 自動化が容易で生産性が高く、大量生産に向いた加工方法です。

加工例:表示ケース付属「硬質PVCスティック(固定表示用穴付)」

有資格証など重要書類を保護する表示ケースに付属する、硬質PVC製の平板スティックです。 プレス機と専用金型を用いて連続的に抜き加工し、角部分は丸型に加工しており、 ケースに差し込みやすく、キズもつきにくい構造です。 両端の抜き穴により、ビス留めやフック固定が可能で、実用性の高い付属部品です。 用途に応じてさまざまなサイズで加工できます。

加工例(硬質PVCスティック)

硬質PVCスティックの抜き加工例

福榮産業|中国OEM生産30年超の実績と信頼

福榮産業 OEMページはこちら 【福榮産業のOEM生産】中国で安価にOEM