半導体(Semiconductor)とは
半導体とは、半導体集積回路の略称で、金属などの伝導体と、樹脂・ゴム等の絶縁体の中間的な抵抗率・電気伝導性を示す性質であって、本質は略されている「集積回路」の方にあり、トランジスタなどの半導体素子に利用されてます。
半導体は、PCやスマホ、テレビなどデジタル家電、冷蔵庫や洗濯機など白物家電、自動車などの用途、また、電気、ガス、水道、社会インフラまでの制御に至るまで、広範囲に使用され、人類の文化的生活に浸透しています。
特に、近年はモノのインターネット化が本格的に普及し、デジタルデータ量が飛躍的に増大し、途轍もない大量の半導体需要により、世界の半導体市場が拡大されてます。
2020年頃からの世界情勢により、ニュースでの報道もございますが、材料不足に伴い半導体製造が間に合わず、自動車の納車が半年先や1年先なども発生している様です。












半導体(集積回路ICチップ)の材料とは/(シリコン)
半導体とは、電気伝導性の良い金属などの良導体と、ゴムなどの絶縁体の中間的な抵抗率を持つ性質ですが、どんな材料から作られているのでしょうか。 地球上に存在する92種類の元素のうち、半導体として働けるものはシリコン、ゲルマニウム、セレン、カーボン(炭素)等、数種類のみです。








半導体ウェハーSemiconductors Waferとは シリコンウェハーSilicon Waferとは
半導体素子用として、シリコンなどの元素から成る円柱素材から、厚さ1mm程度にスライスして円盤状に切り出した板材を半導体ウェハー、シリコン製はシリコンウェハーと呼称されます。 英語原音ではウェファに近いのですが、薄い洋菓子のウエハースが語源となっており、カナ表記では、ウェハ、ウェハー、ウェーハと混在してます。






半導体の製造工程とは
半導体は、シリコンウェハー表面上にトランジスタなどを含む電子回路、ICチップの様な微細なプログラム回路を形成する前工程、ウェハーから半導体を切り出し、組立・検査を行う後工程、長い製造工程を経て製造されてます。


半導体製造工程 ダイシングDicingとは
半導体は、前工程・後工程と、長い工程を経て製造されます。 前工程で、1枚のウェハーに同じパターン回路が格子状に縦横に規則正しく並んだ状態で焼付け、後工程で、格子状の境界で切出し、半導体チップ単体(ダイ)が作られパッケージングされます。


ダイシングテープとは
ダイシングテープとは、半導体製造後工程用いる特殊用途の樹脂フィルム製テープです。




