ポリエステルとナイロンの判別方法とは

ポリエステルとナイロンが判別しにくい理由

衣料品やタオルなどに使われるポリエステルナイロンは、 見た目や手触りが似ているため、外観だけで判別することは容易ではありません。 しかし、両者には化学的な性質に明確な違いがあります。

塩酸を使った判別方法

ポリエステルナイロンを判別する方法のひとつに、 塩酸を用いた簡易的な判別方法があります。 この方法は、それぞれの素材が持つ耐薬品性の違いを利用したものです。

判別の手順

まず、100%ナイロン100%ポリエステルの生地を用意します。 次に、少量の塩酸を準備し、それぞれの生地を塩酸の中に入れます。 しばらく時間を置くことで、素材ごとの反応を確認します。

判別できる理由

ナイロンは塩酸に対して弱く、時間が経つと徐々に溶解していきます。 一方、ポリエステルは塩酸に強いため、形状がほとんど変化しません。 この耐塩酸性の違いにより、両素材を明確に判別することができます。 塩酸に溶けているナイロン生地

緑色の生地は塩酸に溶けているため、ナイロンです。

塩酸に溶けないポリエステル生地

黒い生地は塩酸に溶けていないため、ポリエステルです。