可塑剤(かそざい)とは/Plasticizer
可塑とは「やわらかく形を変えやすい」という意味を持ち、可塑剤は主に塩ビPVCを中心とした樹脂に加えることでプラスチックを柔らかくする添加剤の総称となります。
粘土細工は粘土に水を加えて柔らかくしますが、可塑剤はその水と同じ様な役割です。
![フタル酸エステル類](https://fukuei-shizai.com/wp-prod1/wp-content/uploads/2022/09/plasticizer1.png)
![可塑剤(かそざい)](https://fukuei-shizai.com/wp-prod1/wp-content/uploads/2022/09/plasticizer2.png)
![可塑剤(かそざい)](https://fukuei-shizai.com/wp-prod1/wp-content/uploads/2022/09/plasticizer3.png)
![可塑剤(かそざい)](https://fukuei-shizai.com/wp-prod1/wp-content/uploads/2022/09/plasticizer4.png)
殆どは酸とアルコールで生成されるエステル化合物で常温では無色透明の液体です。
特にポリ塩化ビニルは可塑剤を添加することで色々な特性に配合され、用途や製品により20~30種類の可塑剤が存在し、その中でフタル酸系添加剤が約80%を占めます。