印刷白引きについて
印刷における白引き(下地白)の役割
多くの場合、印刷の原稿は Adobe社 Illustrator で作成された Ai データ形式で入稿されます。 透明PVC生地など透けやすい素材に印刷する際は、デザイン部分が透けないよう、 色デザインの後ろに同じ形状で白インクを印刷します。 これを「白引き」(下地白)と呼びます。
白引きデータの作成と入稿パターン
白引き部分も製版のために Ai データが必要です。 多くのお客様はメインデザインと同じく、白引き用の原稿も Ai データでご支給されますが、 中にはメインデザインのみ Ai データで入稿し、白引きデータの作成を弊社にご依頼いただくケースもあります。
白引き濃度の調整と仕上がりのポイント
白引きは 100%・80% など濃度を調整することも可能で、 デザイン内容や表現したい雰囲気によって見え方が変わります。 校正段階で白引きの有無や濃度、位置関係をしっかり確認することで、 最終仕上がりのイメージ違いを防ぎ、確実な進行につながります。

