2024 NEW環境展で見つけたプラスチック材質判別装置
センサーをその表面に当てるだけで、どのプラスチックで作られているかを判別できる装置に出会いました。この装置は、プラスチックに近赤外線を照射し、反射する光の波形がプラスチックごとに異なる性質を利用しています。センサーを対象物の表面に当てるだけで、全12種類のプラスチックの波形データと照合し、最も近い材質が表示される仕組みです。
判別可能なプラスチックは、PS、LDPE、HDPE、PP、PET、PVC、PMMA、ABS、PA、PC、POM、PBTの12種類です。一見してどのプラスチックか見当がつかない場合、この装置があれば非常に便利だと思います。現在では、この技術を応用したごみの分別を行う機械も開発されています。気になるお値段は税別98万円です。