ポリエチレンテレフタレート(PET)とは
コンビニでもお馴染み ペットPET
ポリエチレンテレフタレートの略称PET(Polyethylene Terephthalate:元素材ポリエチレンテレフタレート)は、ポリエステル素材の一種です。
日常的に、通称ペットボトルで馴染み深い素材です。
1977年に醤油のボトルからスタートし、1982年から飲料用として使用され、炭酸飲料の会社により全国展開され普及した様です。
ペット容器にマークが有りますが、リサイクル活動も積極的な素材です。
ペットボトルのイメージとはかけ離れてますが、ポリエステルの一種で冬の季節にお馴染みのフリース用素材として、また、衣類の半分を占める合成繊維のポリエステルはPETを糸状に押出したものです。
ポリエチレンテレフタレート(PET)の特徴
ボトルや容器、衣類・フリースに使用している様に、ある程度の耐熱性・耐寒性、強度を備える。耐薬品性も高いですが、強アルカリや耐酸性に乏しいです。
エンジニアリングプラスチックとして用いる場合は、ガラス繊維などにより補強します。
ポリエチレンテレフタレート(PET)の用途
- ペットボトル(用途により機能性が有ります)耐圧ボトル(炭酸飲料)、耐熱ボトル(お茶等)、非耐熱ボトル(乳飲料)
- トレイ、カップ、たまごパックなど食品用容器
- 絶縁材料、包装フィルム、磁気テープ、自動車パーツ、家電製品パーツ
- 繊維素材
ポリエチレンテレフタレート(PET)はペットボトルとして至る所に存在するだけでなく、衣類の繊維など多用され、また、積極的なリサイクル活動より再生され衣料の大半を占める割合で使用されています。