アクリル板とは/アクリル樹脂Acrylic resin

アクリル板とは (アクリル樹脂Acrylic resin)

日常的に仕切やパーティションとして見掛けるアクリル板とは、アクリル酸エステル、あるいは、メタクリルエステルの重合体で、透明性の高い非晶質の合成樹脂素材で板・プレート形状の材料です。
特に、ポリメタクリル酸メチル樹脂(Polymethyl methacrylate)。略称PMMA)による透明固体材はアクリルガラスとも呼ばれます。
耐久性に優れ、加工し易く、また、彫刻や印刷が出来、透き通る様な透明性が特徴で光線透過率93%はガラスを凌ぎ、プラスチックの女王と比喩されています。
屈折率も高いことからガラスの代用品としても使用され、7500tonもの水圧が掛かる水族館の水槽や航空機の窓にも利用されていることで耐久性の高さも証明されます。

アクリル樹脂
アクリル板とアルコールとは

アクリル板やパーテーションは、透明度が高い故にホコリや汚れや指紋が目立ち、また、ガラスに比べて表面が柔らかく、細かなキズが入り易い性質が有ります。

アクリル板とは

アクリル板を清掃する際に、身近にある消毒用の高濃度アルコール(70%程度)や、ガラスに似ていることでガラスクリーナーの様な有機溶剤を含む洗浄剤を使うと、薬品で表面を劣化させて白濁したり、ケミカルクラック(ソルベントクラック)と呼ばれる微細なヒビが入ることが有ります。

パーテーション
アルコール製剤の取り扱い上の注意
スプレー容器

これはプラスチックの持つ耐アルコール性で、素材で異なります。清掃では、中性洗剤は希釈し、柔らかい布で、優しく拭くことがポイントの様です。厚生労働省のサイトでは、水拭きでもウィルスを減少出来るとアナウンスされてます。

アクリル透明とは(アクリル樹脂)

耐久性に優れ、加工し易く、また彫刻や印刷加工などが出来、透き通った透明性が特徴です。
光線透過率93%はガラスを凌ぎます。
屈折率も高いことからガラスの代用品としても使用され、水圧が掛かる水族館の水槽にも利用されていることで耐久性の高さも証明されます。
透き通る様な透明性から、プラスチックの女王と呼ばれることが有ります。
アクリルは衣料の方が馴染み深いかと思いますが、アクリル繊維と呼ばれ、柔らかくふっくらした風合いでウールに似たは合成繊維です。

アクリル板